INTERVIEWS 04
勇気で踏み出し
学びを拓いていく
和田 杏葵
東京CSC第一グループ
テクニカルサポート職
2023年入社
PROFILE

国際ファッション文化学科に所属していた大学時代、ファッションショーで動画の編集や音響などを担当。それらを行う中で、自作をしてしまうほどパソコンの奥深さに魅了された。また、祖母にサブスクリプションの使い方を教える機会があり、人に何かを伝えるということに楽しさを見出した。その二つが合致したことが大きな理由となり、MJSへの入社を志望した。

安心のサポートの中で
スタートできた

テクニカルサポート職は、電話やメールでいただくお客様からのお問い合わせに対応する職種です。いわゆるコールセンターをイメージすると分かりやすいと思います。グループで担当するお客様が分かれており、第二グループは会計事務所向け、私が所属する第一グループは企業のユーザーを担当しています。主に対応するのは「ACELINK NX-CE」「MJSLINKシリーズ」「Galileoptシリーズ」「Edge Tracker」などで、的確に対応するためには各システムの知識が欠かせません。
しかし、入社後には対面や動画での研修、ロールプレイングがあり、実務に入った際も隣で先輩が聞いてくれるなど、手厚くフォローしてもらえたので不安は少なかったです。お問い合わせ内容は多岐にわたりますが、最初に受付の方が聞いてくれるため、事前に内容を調べてから対応にあたることができます。また、自分の知識で解決できそうにない場合は一旦お電話をおいて開発部門や上司に確認をしてから回答できるので安心です。

「定着させるため」のメモが重要に

この仕事では「税制」や「会計」の知識を必要とすることも、難しいポイントだと感じています。ルールや法律が変わることも多く、知識は常にアップデートをしていかなければなりません。その上で、システムに関してもバージョンアップする度に新機能が追加されるので、本当にたくさんのことを覚えていく必要があります。そのため、私はメモを小まめに取ることを意識しており、それを後で見返すことができるように項目ごとに細かくノートにまとめています。もちろん、きちんとしたマニュアルが用意されているので、それを見れば対応できるのですが、自分で手を動かしてまとめると知識の定着具合がまったく違うんですね。そうすると知識がどんどん溜まり、自分だけで解決できることが増え、やりがいを感じられるようになりました。そこでいただける感謝の言葉はとても嬉しいものです。
また、お客様は何か不安なことがあるから私たちにお問い合わせをくださいます。不具合が出た、機能が分からない、中には「システムが動かなくなった」など、焦っている方は本当に多いです。だからこそ、「大丈夫ですよ」と丁寧に対応し、安心していただけるように心がけています。

まずはやってみることから

私が入社した年は、ちょうど「インボイス制度」がはじまった年でした。学生時代は聞いたことのない言葉で、実際に内容もすぐに理解できるようなものではありませんでした。システムにも新しく追加されたばかりで、自分で対応するにはハードルが高いと感じていたんです。正直、できれば対応したくないなと思っていた時期もありました。
しかし、ある時、インボイスに関するお問い合わせばかりになった日があり、自分も対応するしかない、という状況に…。意を決してお電話を繋ぐと、そのお客様はインボイス制度にかなり詳しい方だったのです。「これがこうで、ここがこうなって、最終的にこうなるはずだから、後はここだけが分かればいい」というような形で、筋道を立てて教えてくださいました。そのお電話1本で、インボイスのことがだいぶ理解できるようになったんです。これがきっかけとなり、対応をしていく度に知識がついてくる感覚がありました。「苦手なことでも、まずは勇気を持ってやってみる」ことの大切さを知ることができた経験です。

誰にでも頼ってもらえるような存在へ

そのように苦手だったインボイスに対応をし続けると、段々と得意になってくるものです。そして、お問い合わせが最盛期に入ると、チーム内の誰よりも詳しくなっており、インボイス案件を多く振ってもらえるようになりました。すると相乗効果でよりスムーズな対応ができるようになったのです。
そんな中で、インボイスのお問い合わせであるお客様とWeb会議でお話をしていた時、ふと「システムのショートカットが画面からなくなってしまった」というお声を耳にしました。対応をして差し上げると「ありがとう。これからは和田さん宛に電話しますね」と言っていただき、それからずっと指名でご連絡をいただいています。これはインボイスに詳しくなったことで、対応に余裕が生まれたからこそ実現できたことです。また、社内で新しいことがはじまれば、それはチャンスです。先輩や上司を含めてみんな同じスタートになるため、「一番詳しくなる」ことができるためです。一番詳しくなれば、対応できることが増え、さらに知識が増えていく。そうした成長への良質なスパイラルを築けることが、MJSの魅力の一つだと思います。

VISION

今後の目標

システムに関してはデモ機があるので、そこで自分で動かしてみることが知識を得るための近道だと思います。先輩や上司に聞いて答えを得ることは簡単です。ですが、自分で考えた過程を経ることで、知識はより身につきやすくなります。そういった姿勢を大切にしながら、開始された時期にたくさん対応したEdge Trackerなどの新しいシステムやインボイス制度の対応については、今後も突き詰めていきたいと考えています。そして、後輩だけでなく、先輩や上司からも頼ってもらえる存在になっていくことが、今の目標です。

PRIVATE

休日の過ごし方

友人の影響である俳優さんのファンになりました。それからというもの、その俳優さんのことを追いかけて、休日は舞台鑑賞をすることが多いです。時期によっては同じ演目になるのですが、それでも毎日少しずつ違いがあり、それを発見することも楽しんでいます。また、その舞台を見ることで原作が気になって原作本を買うこともあり、少しずつ自分の世界が広がっていくのも醍醐味の一つですね。非現実感を味わえることがいい気分転換に繫がっており、毎日の仕事も頑張ろうと思えます。

※掲載している社員情報は取材当時のものとなります。